今、佐藤健志氏の「右の売国、左の亡国」という本を読んでいます。
正確にはこの本ではなく、昨年発売のファイナルカットバージョンなのですが。経営科学出版バージョンのリンクがなかったので。
どんどんこの本の内容に現実が追いついてきているようで、絶望的になります。
我が街で首長選があります。
圧政、悪政、最悪の与党系現職候補には投票したくありませんが、対立候補が一人しかおらず、それがまあ酷い。
投票先だからどんな政策を言っているのかとパンフレットを見ると、サヨクらしいイメージと抽象的な言葉がお花畑でお遊戯しています。
特に酷いと感じる2点を取り上げると。
・石炭火力禁止
・再エネ推進
・脱炭素
・原発反対
これだけで現実が見えておらず、矛盾だらけになっています。
まず、日本の石炭火力技術は世界トップレベルで、炭素排出は低レベルです。
頭のおかしい環境大臣も石炭火力を悪者扱いしていますが、では日本が他国に技術提供しないとして、どこがやるんですか?中国に決まっています。
質の悪い石炭火力を中国にやらせることにより、炭素排出は高まる上に経済でもうまみは中国に持っていかれます。
再エネを推進するということは、太陽光パネル設置になることでしょう。
山を切り崩して建設するのでしょうか。
ここ10年で設置された太陽光は問題が大きいはずです。
過去を振り返えり、反省をするのがまず先。
そして、再エネという安定しないエネルギーを使うにあたっては、ベースロード電源として火力を待機させていなければなりません。
ベースロード電源として安定かつ低炭素なのは原発です。
それも禁止あれも禁止。はい、エコです。
バカじゃないでしょうか。
2点目
・原子力空母反対
・憲法9条維持
我が国に主権はありません。
国軍を持たず、敗戦した国の軍隊に防衛をまかせているからです。
憲法にあるように、他国を信頼して戦力を放棄すれば平和が維持されるのでしょうか?
隣国では、天安門で国民を虐殺し、ウイグルのように他国を併合して搾取する独裁国家が核武装して軍備を毎年強化しています。
他国の海に基地を勝手に作り自国だと主張するその国は、戦力を持たない我が国を取りにくるとは想像できないのでしょうか。
政治が恐ろしく劣化しています。
一部の国民のためにしか働かない与党。
現実が見えない野党。
本当に、自分が立候補したいという気持ちになってしまいます。しませんが。
今年は総選挙があります。
それでもあがいて、子供たちに良い国を残す努力をしましょう。
なんか、いつかの結論と同じになってしまいましたね・・