世之介日記VOL5.4~IT編H~
Zはとても頭のいい男で、ゲームでもランクは上位。
国家公務員に転職したと思ったら、すぐに高給取りの仕事に転職。
仕事も遊びも一流だった。
バンドをやっていて、音楽が好き。そして女好き。
俺たちは年齢こそ違えど、意気投合してよく遊ぶようになった。
飲み会を開いては、RちゃんやKちゃんとも合同で飲んだりもしていた。
俺がフリーになったある日、前カノだが今は友達として付き合いがあるHちゃんを紹介された。
最初は3人でチャットをしていたが、次第に二人でチャットやメールのやりとりをするようになり仲を深めていきいよいよ会うことになった。
おれはアラフォーにさしかかるくらい。彼女はハタチそこそこ。
年齢差15だった。
150cmもない小柄なHちゃんと会った都内の地下鉄。
電車から降りるおれをみつけたHちゃんの一言めが「くまさん!」だったのが印象的だ。
そう、おれはかなり太っていたのである・・まあ、それは関係ない。
若い子らしく、ケラケラとよく笑う女の子。
お酒は弱かったが、居酒屋で食事をしてカラオケへ行った。
Zのバンドのボーカルをやっていたこともあり、歌が上手くとても楽しい時間をすごした。
そしてホテルへ。
小柄な割に胸はあり、若さ特有の肌のはりと健康的な輝きがまぶしかった。
経験もそれなりにあるようで、年上のおれを満足させようと一生懸命な姿がいとおしく、俺は一気にほれてしまった。
そして俺たちは正式に付き合うことになる。
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次回予告「VOL.5.5IT編~H~」
注:これはフィクションです。妄想です。