世界一の福祉国家であるリビアを瓦解させた西側諸国はリビアの混迷を放置。イラクは崩壊から立ち直ったとは言えず、アフガニスタンは見捨てられました。
西側の価値観の押しつけが全て幸福を招くわけではありません。
現に、日本(?)やアメリカのような民主制国家よりもチャイナやロシアのような強権国家のほうが数が多いですから。
ロシアの侵攻が世界中の話題になっていますね。
この問題をロシアが悪い!と単純に見るのは危険だと思い、ミンスク条約からいろいろ勉強していますが、ひとつを知るとひとつを調べなくてはならず、知れば知るほど謎が深まるばかりと言ったところです。
「人はそれぞれ正義があって。争い合うのはしかたないのかもしれない
だけどボクの正義ががきっと、彼を傷つけていたんだね」
なので、この戦争の本質には触れず、現状を把握しておきたいと思います。
「大国は小国にさからってはいけない」
これは元衆議院議員の方の番組で聞いた言葉で、ソースをみつけられなかったのですが、チャイナの公式なツイッターだかで発せられた言葉のようです。
チャイナはしたたかで賢い国です。
日本の目先の利益だけ求める政治はせず、100年先をみすえた政治と国家づくりをしているという現実を受け入れて考えなければなりません。
そのチャイナは今回の戦争見ながら仮面をかぶり、話し合いで解決をーなどと言いつつ、仮面の下ではニヤニヤと笑っていることでしょう。
なにせ、強権的な軍事大国という似た体制のロシアの侵攻に対して、西側諸国は日本の遺憾砲程度にしか対抗できませんでした。
香港をあっさり落とした実績もあり、いよいよ台湾有事が目の前です。。
台湾は尖閣諸島は自国と主張しており、台湾が取られたら無人島の尖閣はすぐにチャイナの手に落ちます。そして次は沖縄。
ロシアは戦争の大義名分をウクライナ領内の自国民を解放するためと言っています。
チャイナには民間の体を装って、琉球憲法を作っていたりします。
それはつまり、琉球民族を解放するために人民解放軍が動くという大義名分を作るためです。
もう、チャイナの日本侵攻は着々と進んでいるのです。
さらに言えば、日本はロシアに現段階で国土を不法占拠されています。
ロシアとチャイナは決して仲良くはないですが、利害関係が一致すればともに行動をすることすら考えねばならず、北方領土から北海道のアイヌ民族の解放を!という大義名分でロシアが攻めてくることも考慮せねばなりません。
ほら、近年、アイヌ関連の出来事が多いじゃないですか。
菅政権ではアイヌ関連がとても進みました。わかりやすいですね。
アラブの春という西側の価値観を押し付けたため、世界の混乱は始まったのかもしれません。
同じようなことを起こさないため、日本はどうしていくべきか。
このところ悪目立ちし始めた安部の行動をもとに、次回は考察していきたいと思います。