シシャモがない!
お魚、食べていますか?
私は最近、夕食のサラダにツナ缶かサバ缶の水煮を入れています。
良質なたんぱく質と脂質はダイエットにも筋肉増強にも必要ですからね。
ところで魚売り場でシシャモを見かけますか?
あんまり意識したことないかもしれません。
1杯飲むときに、焼いたシシャモにマヨネーズの上に七味をかけたのをつけて食べる・・
ああ、うまい!酒が進んでしまう!
というシシャモなので、メインのおかずにはあまりなりません。
が、プチプチの子持ちシシャモは好まれるお魚ですよね。
セールの時は10尾入ったパックが198円なんかで買えて、家計にも優しい大衆魚。
そんなシシャモがここのところ高騰しています。
それは、主な輸入先の北欧での漁獲量減少による禁漁が2019年から続いているためです。
北欧は漁獲量の管理がしっかりしているので、どうやら今年の禁漁は解かれるようななので、また食卓にシシャモは戻ってくるでしょう。
翻って我が国は魚が大好きなせいなのか、魚のことになると理性を失いがちです。
一番思い浮かぶ例としては、クロマグロ(本マグロ)なのではないでしょうか。
メジと言われる稚魚も大量に獲り、資源は激減。
近海の大衆魚は軒並み資源が減少し、今やどんな魚も高級になっています。
お魚より、豚肉、鶏肉のほうが買いやすいですよね?
だって、安いもの。
クロマグロも最近では完全養殖ものも出回るようになりました。
タイやブリといった刺身や焼きもので食べる魚の養殖も安定しています。
ウナギの養殖の研究も進んでいると聞きました。
それらの技術発展に期待するとともに、限りある海の資源を理性的に管理し、今後も長く魚を食べる文化が続けばいいですね。