減税だけは絶対にしないという強い決意
トリガー条項適用の見送りが発表されました。
トリガー条項とは、ガソリン価格が3か月連続で160円を超えたとき、ガソリン税の約半分にあたる25円が引下げられるというもの。
ちなみに、130円に下がり、それが3か月続いたらもとに戻るというものです。
政府は、ガソリン価格高騰対策として、今続いている元売り会社への補助金の継続はするといいます。
たしかに、国会が開いていない今、現行制度を継続することはてっとりばやく効果的なのでそれは否定しません。
それにより、来月からは少しはガソリン価格が下がるようですが、対応が遅いですね。
実質賃金は上がらず、GDPが年率6%増と言ってるわりには、家計消費はマイナスになっています。
一般国民は貧困化しているんです。
でも減税だけはしない。
今回の政府対応で、国民だけは助けないという強い決意を感じました。
臨時国会が開かれる10月までの対応で、今減税を言うと混乱があるとかいう理由であることを祈りましょう。
そんなことはありえませんが・・・