バスがない!
20日の日曜日、父の日
実家の父親にプレゼントを持っていこうと思った仕事帰りの夕方のことです。
自分の住まいは都内までは電車で小一時間。首都圏です。
土日祝にバスの本数が減るのはわかっていましたが、駅前のバス停の時刻表を見ると、バスがない!
1時間に1本くらいのペースになっていて、びっくりしてしまいました。
あまりバスを使わないので知らなかったのですが、かなり本数を減らされていたんですね。
そりゃそうです。
コロナ禍で公共交通機関も大きく業績を落としているのですから、こうなっているのも当たり前。
首都圏でこれなので、地方はいったいどうなんでしょうか。
きっともっと酷い状況なのは想像できます。
なんでこんなことになったのでしょう。
若かりしころ、国鉄が民営化されました。
そして地元選出の頭のおかしい政治家一家が改革を推進し、郵便局も民営化されました。(このころの私は世の中を理解しておらず、頭のおかしい首相に1票を投じてしまいました。その後悔から政治経済を学ぶようになりましたが、その話はまた後日)
民営化されるということは、利益を追求しなければならないということです。
企業が存続するにはそれが目的となりますからね。
鉄道や郵便は公共性がとても高い事業です。
赤字になるからって廃止するわけにはいきません。だから、国営だった。
それをなんでも改革改革民営化民営化としてきたつけはどうなったか。
地方では廃線や郵便局の廃止があいついでいます。
そして郵便事業から切り離された保険事業がどうなっているか、周知のとおりです。
ここで立ち止まって考えてみませんか。
首都圏の公共交通まで削られる事態になっています。
なにが間違えていたのだろう?
政治に無関心でいいのだろうか?
9月の総選挙で日本の命運が決まります。
良く考えてみましょう。
って、またいつかと同じ結論でした。